政経学部の赤石秀之ゼミでは、今年度のゼミのテーマ「環境問題と生産者行動」を実践的に学生達が学ぶために、同学部の佐藤恵ゼミと柴田怜ゼミ、そして本間良則ゼミとの合同ゼミ活動を行いました。その活動の成果として、楓門祭の期間にSDGs商店街として出店しました。SDGsとは、「持続可能な開発目標」のことで、2015年に国連で採択された、2030年までに達成すべき17の目標と169のターゲットからなる国際的な取り組みです。

SDGs商店街は、「SDGsに配慮した店舗を作る」というテーマのもとで準備?運営が行われ、フードロスカフェ、ゴミゼロゲーム、エコダンス教室、エシカルショップ、フードドライブ、といった様々な店舗が作られました。今回、SDGs商店街の存在や取り組みを地域の人々にも知ってもらい、また地域の活性化にも貢献したいという思いから、世田谷キャンパスから徒歩数分の梅ヶ丘商店街とコラボをしました。一つ目のコラボは、カフェ?クインテットとフードロスカフェを担当する学生達が共同で焙煎した「国士舘赤石ブレンド」のコーヒー豆の販売です。二つ目のコラボは、SAUS古着屋でレンタルした古着を着た学生達がダンスを行う様子を納めた「SDGsミュージックビデオ」の制作?上映です。そして三つ目は、SDGs商店街全体のコラボとして、梅ヶ丘商店街のキャラクター「プラミー」をお借りしSDGs商店街の宣伝部長としてキャンパス内を歩いてもらったことです。

以上のようなゼミ活動を通じて、学生達は、SDGsに配慮した生産者行動の姿を理解し、またSDGsに配慮した店舗が集まる商店街の在り方を考えることができました。SDGs商店街は、楓門祭の期間中に多くの人々に訪れてもらい、大きな反響を得ました。学生達は、この経験を今後の学びや社会貢献に活かしていきたいと話しています。