大学院案内ガイドブック2019
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グローバルアジア研究科83キルギスサテライトキャンパス2006年度よりキルギスのビシュケク人文大学内にサテライトキャンパスを開設し、日本語で対応できる現地職員も配置しています。現地大学はもちろん、日本人会、日本語教師会等との連携の中で、国際日本語教育分野の実習科目の実施やビジネスコミュニケーション分野の特論科目の実施をサポートします。中国サテライトキャンパス2007年度より中国、大連外国語大学内にサテライトキャンパスを開設し、日本語で対応できる現地職員も配置しています。ビジネスコミュニケーション分野関連科目を中心に、中国現地からテレビシステム配信での授業も受講できます。研究指導専修科目の選択及び論文指導(1)受験時に選択した科目が専修科目となります。入学後は、自己の研究テーマを担当する教員を指導教員として、研究全般の指導を受け、修士の学位論文を完成させることになります。指導教授は原則として変更することはできません。(2)修士論文の指導は、専修科目担当指導教員のもとで行なわれますが、専修科目以外の講義担当教員からの指導も受けられます。また、修士論文の作成段階で「調査報告会」、「構想発表会」及び「中間発表会」を行い、全教員からのアドバイスを得て質の高い論文に仕上げられるような指導体制をとっています。科目の履修指導(1)配当された科目の中から、指導教員の指導の下に、当該年度において履修する科目を選定しなければなりません。(2)指導教員が、研究上必要と認めた場合、本学大学院他研究科の講義科目を4単位まで履修することができます。修得した単位は、修了所要単位として専門講義科目に算入することができます。入学者の受入れの方針(アドミッション?ポリシー)グローバルアジア専攻修士課程では高度専門職業人としての学問的基礎を習得するのみならず、実践的に活躍できる能力を備えた人材の養成を目指しています。そのため、次のような資質や意欲を持つ学生を積極的に受け入れます。1.アジア学について基本的知識と教養を身につけ、アジアにおける経済、ビジネス、地域文化、日本語教育、文化遺産学の領域を研究する意欲がある。2.アジア学に関する理解を深める意欲がある。3.コミュニケーション能力、異文化理解、分野横断的識見を高め、アジアの発展のために貢献したいと考えている。社会人の受け入れグローバルアジア研究科では、社会人としての経歴を持ち、アドミッションポリシーに適う者に、一般選考とは別に、社会人選考を実施しています。試験科目は科目の負担を軽減し、「面接」のみで実施しています。外国人留学生の受け入れ留学生選考としての試験は行っていませんが、一般、社会人、学内選考として留学生を多く受け入れています。取得資格高等学校教諭専修免許状(地理歴史、公民)及び中学校教諭専修免許状(社会)が取得できます。ただし、すでに1種の免許状を取得していることが必要です。学 位修士の学位は、32単位修得し、かつ修士論文を提出し、その審査及び最終試験に合格した者に「修士」の学位が授与されます(研究成果報告書をもって修士論文に代替させるものは、追加の単位履修が必要です。)。なお、授与する学位は、「修士(ビジネスコミュニケーション)」「修士(日本語教育)」「修士(文化遺産学)」「修士(学術)」です。修了単位各分野の修得すべき単位は次のとおりです。ビジネスコミュニケーション分野年 次共通基盤科目(6単位)演習科目(8単位)専門講義科目(6単位)実習科目(6単位)特論科目(6単位)第1年次64666第2年次4国際日本語教育分野年 次共通基盤科目(6単位)演習科目(8単位)専門講義科目(8単位)実習科目(8単位)特論科目(2単位)第1年次64882第2年次4--文化遺産学分野年 次共通基盤科目(6単位)演習科目(8単位)専門講義科目(8単位)実習科目(4単位)特論科目(6単位)第1年次64846第2年次4-修士(学術)の学位を取得しようとするもの(分野を越えての履修が可能です)年 次共通基盤科目(4単位)演習科目(8単位)専門講義科目(4単位)実習科目(4単位)特論科目(4単位)自由選択科目(8単位)第1年次444448第2年次4-

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